福祉現場で役立つ動機づけ面接入門
クライエントの行動変容を支援する技法として関心が高まる動機づけ面接(Motivational Interviewing)。
本書は、相談援助職をはじめとした福祉の専門職に向け、そのスキルをわかりやすく紹介する入門書。
福祉現場の面接場面を例示しながら、活用法を具体的に紹介する。
目 次
第1章 なぜ、面接がうまくいかないのか?
1 動機づけ面接(MI)とは
2 動機づけ面接と福祉実践
第2章 クライエントの気持ちを理解する
1 両価性(Ambivalence)
2 正したい反射(間違い指摘反射)(The righting reflex)
3 三つのコミュニケーションスタイル
4 動機づけ面接のスピリット(PACE)
第3章 動機づけ面接の進め方
1 かかわる(Engaging)
2 焦点化する(Focusing)
3 引き出す(喚起)(Evoking)
4 計画する(Planning)
第4章 OARS(オールズ)
1 開かれた質問(Open questions)
2 是認(Affirming)
3 聞き返し(Reflecting)
4 要約(Summarizing)
第5章 クライエントの意欲を引き出していく
1 チェンジトークと維持トーク
2 チェンジトークを引き出す
3 維持トークと不協和
4 情報提供・アドバイス
5 「計画する」プロセスへの移行
6 他の技法との統合
著者 | 須藤昌寛=著 | 判型 | A5 |
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ISBN | 978-4-8058-5903-2 | 頁数 | 166頁 |
発行日 | 2019年6月20日 | 価格 | 2,200円(税込) |