痴呆性高齢者の動作法

動作法は日本独自の心理的援助技術で、1960年代に脳性まひ児の訓練法として始まり、近年、脳卒中後遺症
や精神病の症状改善、障害者や高齢者への心理療法として効果があると注目されている。動作法では、から
だとこころのつながりに着目し、本人が「動かそう」という意志をもって自分のからだを動かすことで、主
体性(こころ)をも改善させることをねらいとする。本書は、痴呆性高齢者への援助にポイントをしぼり、
痴呆性高齢者のこころのケアの重要性から動作法の基本的な理論、その実践の具体的ポイントまでを詳しく
紹介する。

書籍データ
著者成瀬悟策=監修/中島健一=著 判型A5
ISBN978-4-8058-2131-2 頁数252頁
発行日2001年10月10日 価格2,860円(税込)

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