徘徊と笑うなかれ

24年間書きつないできた
“母と私の物語” ここに完結!
父の遺言で仕方なく始めた認知症の母の介護。
24年にもわたる介護の日々のなかで、「なんで俺が」という気持ちは、いつしか人を思いやる優しさに変わった…。
時にやりきれない介護の苦悩や葛藤をありのまま綴った著者の言葉が、介護する方をやさしく癒す珠玉の詩集。





目  次

Ⅰなんで俺がこんなことを
遺書/徘徊と笑うなかれ/悲しみ/待つ/飛行機/
海の時間/「ポ」と「ユ」の間/水平線/愚かな病/
親ゆえの闇/絆/永遠の二十分 
Ⅱ母が言葉を失った
身体の記憶/水平線に向かって/桜/双六/問い/匂い/眼張る/最期の言葉/芽吹く/一本の電話/
夏の風/この銀河の片隅で/誕生日/その日/祈り
Ⅲ危篤
本当のところ/母に見えるもの/父の写真/冬の花弁/返す
Ⅳさようなら
俯瞰/遺影/袋/さようなら
あとがき

書籍データ
著者藤川幸之助=詩/岡田知子=絵 判型B5変
ISBN978-4-8058-3906-5 頁数120頁
発行日2013年9月30日 価格1,512円(税込)

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