認知症の人の心を知り、「語り出し」を支える 本当の想いを聴いて、かかわりを変えていくために
専門職は認知症の人の心を知り、その想いを聴くことができているだろうか。認知症の人と日々向き合う精神科医が、診察場面のやりとりをふり返り、本人の心情・心理を丁寧にひもといていく。認知症の人にとっての「話をしてもよい相手」になるためのヒントが得られる書。
2021年9月26日(日)午後9:00 NHKスペシャルにて放送されました!2021年9月28日(日)深夜24:20NHKスペシャルにて再放送!
「認知症の先輩が教えてくれたこと」
もし認知症と診断されたら、その後の人生をどう生きますか? 香川県の病院に、認知症の人が認知症の人の悩みを聞く相談室がある。 相談員は先に認知症となった“認知症の先輩”。
カメラが記録したのは当事者の知られざる胸の内、家族の葛藤、そして「認知症になってもできることはある」と生きがいを持ち始めた人々の姿だった。
誰もが認知症となりうる時代。
「認知症をどう生きるか」当事者と家族が探し出した人生のメッセージ。●目次
Part1
認知症の人の心を知る 「支援」の前に本人の状況を理解する
認知症の人は何に苦しんでいるのか
「認知症の人には病識がない」という誤解
認知症の人の心を知るための3つの視点
Part2
認知症の人の想いを聴く ともに前を向いて歩むパートナーになるために
はじめて出会うときの心構えとかかわり方
認知症の人の「語り出し」を引き出し、支える
認知症のピアサポート
Part3 家族や周囲の専門職へのはたらきかけ 認知症の人の家族へのかかわり
周囲の専門職へのはたらきかけ
著者 | 大塚智丈=著 | 判型 | A5判 |
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ISBN | 978-4-8058-8376-1 | 頁数 | 210頁 |
発行日 | 2021年9月20日 | 価格 | 2,420円(税込) |