認知症とともにあたりまえに生きていく 支援する、されるという立場を超えた9人の実践
「すべての人が認知症とともにあたりまえに生きる社会」に向け、私たちは何ができるのか。支援する側、される側という立場を超えた実践を続ける、認知症の本人、医師、支援者が、それぞれの挑戦や葛藤をふり返り、?これからの認知症ケア”のあり方を問いかけます。認知症の本人の視点に立つとはどのようなことなのか、認知症の人の心を理解し、ともに暮らしをつくるにはどうしたいいのか…など、あたりまえでとても大切な、多くの気づきを得ることができます。認知症ケアにかかわるすべての専門職に読んでいただきたい一冊です。●目次Ⅰ 認知症とともに生きる ―本人の声を聴く第1章 「認知症でもできること」から「認知症だからできること」へ(丹野智文)第2章 認知症になっても暮らしやすい社会をつくる(藤田和子)
Ⅱ 認知症の人の心を理解する ―医師として第3章 初診時から始まる認知症の人の心への支援(大塚智丈)第4章 認知症のある人とのかかわりから学んだこと(石原哲郎)
Ⅲ 認知症の人とともに暮らしをつくる ―福祉専門職として第5章 認知症の本人とつくる地域・社会 ―forからwithへ(鬼頭史樹)第6章 だれのため、何のための私たちなのか(猿渡進平)第7章 認知症のある人の仲間づくり、役割づくりが社会を変える(前田隆行)第8章 「ともにある」ということへの想像力 ―「意思決定支援」を超えて (六車由実)終章 「認知症ケア」という前に考えたいこと ―人の?間“にある学びと実践(矢吹知之)
判型 | A5判 | ||
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ISBN | 978-4-8058-8333-4 | 頁数 | 310頁 |
価格 | 2,420円(税込) |