ステップアップ介護 よくある場面から学ぶリスク予防
介護職の「知識」を「実践力」に変えるシリーズ。
「リスク予防」では、利用者との日々のかかわりのなかで起こるけがや事故につながる要因と、その予防のために介護職がとるべき対応を解説。
利用者への対応や介護場面だけでなく、薬や感染、環境整備上のリスクにも触れる。
目 次
Part1 利用者への言動や対応
・拒否や抵抗があっても、時間内に入浴介助を終えるのが優先?!
・利用者同士の喧嘩にはかかわらないほうがよい?!
・徘徊は止めるべき?!
・記憶障害のある利用者に対して、その場しのぎの約束をしてもよい?!
ほか
Part2 介護場面
1 移動・移乗
・転倒した利用者は、すぐに起こしたほうがよい?!
・フットサポートの確認は移動の前だけでよい?!
・基本動作が自立している利用者には介助しない?!
・移乗介助は、ただ移れればよい?!
ほか
2 食事関係
・配膳とは、ただ食事を配ること?!
・食事介助とは、口に運ぶだけ?!
・食事介助が必要なければ、何も心配はいらない?!
・食後は仰向けで休んでもらう?!
3 排泄介助
・清潔にするつもりが傷つけてしまう?!
・必要のない下剤を服用してしまう?!
・介助中にほかの利用者に呼ばれたら、その場を離れる?!
・サイドレールがあれば安全?!
4 入浴介助
・発熱しているのに入浴に誘う?!
・ふだんは一人で歩いているので浴室でも大丈夫?!
・大きい浴槽が利用者にも気持ちよい?!
・機械浴で入浴中に姿勢がくずれる?!
ほか
5 姿勢
・よく眠っているときは体位変換はしない?!
・立位がとれない利用者は、車いすに座っていれば安全?!
・移動介助は家族にまかせきりでよい?!
Part3 薬や感染などにかかわる対応
・服薬介助はセットされている薬を飲ませればよい?!
・医師や家族に伝わったのは誤った情報?!
・排泄介助の際に手袋をしていれば、手洗いはしなくてもよい?!
・着替えのときにカテーテルを引っ張ってしまった……
Part4 環境整備
・センサーを設置していれば安心?!
・掲示物は画びょうで留める?!
・ベッドの周りにも危険がある?!
・床が濡れているのをそのままに?!
ほか
著者 | 神吉大輔=著 | 判型 | A5 |
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ISBN | 978-4-8058-8115-6 | 頁数 | 162頁 |
発行日 | 2020年3月20日 | 価格 | 1,980円(税込) |