ステップアップ介護 よくある場面から学ぶ疾患・症状への対応
介護職の「知識」を「実践力」に変えるシリーズ。
本書では、発熱や頭痛など、介護職が苦手としがちな身体症状や疾患への対応、緊急時の対応について、「やってしまいがち」「不適切」な場面を取り上げ、観察のポイントや望ましい対応、予防の視点をわかりやすく示す。
目 次
Part1 発熱・下痢・嘔吐
・発熱したときは、すぐに冷やすのがよい?
・発熱時には、解熱剤が効果的?
・下痢をしたときは、下痢止めが効果的?
・嘔吐したら、すぐに吐き気止め?
・嘔吐物を早く処理するために、大勢の職員で処理をする?
Part2 痛み・しびれ・むくみ・めまい
・頭痛には、どのように対応したらよい?
・急な腰痛には、患部を温めたほうがよい?
・利用者が胸痛を訴えたら、とりあえず医療職につなげる?
・背中が痛い場合は、動かしてみる?
・おなかが痛いときは、温めるとよい?
ほか
Part3 疾患別の対応
・片麻痺のある利用者の歩行介助は、密着して行う?
・パーキンソン病の利用者には、強い口調で声をかける?
・起立性低血圧を起こしやすい利用者は、勢いよく上体を起こす?
・拘縮のある利用者には、クッションを使ってポジショニングを行う?
・夜に眠れないときは、睡眠薬を検討する?
ほか
Part4 緊急時の対応
・呼吸が苦しそうなときは、横になってもらう?
・大量出血には、止血帯を巻くだけでよい?
・てんかんの発作時は、口の中にタオルを入れる?
・利用者の意識がないときは、どうすればよい?
・やけどをしたら、軟膏?
ほか
Part5 その他
・顔が赤くなったときは、仰臥位で休んでもらう?
・擦り傷ができたので、消毒をして乾かす?
・鼻血が出たら、上を向かせて首の後ろをたたく?
・薬の服用で気をつけるべきことは?
・食欲不振でも決まった時間に食べてもらう?
ほか
資料
・医師法第17条、歯科医師法第17条及び保健師助産師看護師法第31条の解釈について(通知)
著者 | 先崎 章=監修/安西順子=編著 | 判型 | A5 |
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ISBN | 978-4-8058-8114-9 | 頁数 | 170頁 |
発行日 | 2020年4月20日 | 価格 | 1,980円(税込) |