思いをつなぐ 保育の環境構成 0・1歳児クラス編 触れて感じて人とかかわる
環境に子どもを当てはめず、子どもの動きや思いを形にするために環境を整えていく。
そうした環境整備に対する発想の転換・実践をするためのヒントを、豊富な事例をもとに提案。
音や光を感じる、自然の中でなりきるといった0~1歳児の遊びと生活にあわせた工夫を紹介する。
目 次
第1章 0・1歳児の保育の基本
1 0・1歳児の保育で大切にしたいこと
1 保育者の笑顔が「安心」を連れてくる
2 子どもはみんな違う。みんなOK!
3 ゆっくり動き出す。その動きを受け止める
ほか
2 環境や援助のあり方
1 協力し合う保育者
2 「そろってから」と考えない、待たせない保育
3 小さな心遣いが大きな効果に
ほか
第2章 0歳児の遊びと生活
1 物とのかかわり
1 鏡との出会い
2 ふわふわ大好き
3 入れる
ほか
2 感じる
1 音を見つける
2 光・影を見つける
3 人とのかかわり
1 保育者のもとで
2 いないいないばあ
4 場とのかかわり
1 心地良い場所
2 入る
3 部屋から一歩外へ
ほか
5 生活
1 食事・睡眠
2 着替え
第3章 1歳児の遊びと生活
1 場で過ごす
1 出会いの季節
2 ゆったりとくつろげる空間
3 笑顔がいっぱい!
ほか
2 屋外で遊ぶ
1 どんどん運んでいたら
2 自然の中でなりきって遊ぶ
3 小さな発見を感じ合う
ほか
3 物にかかわる
1 手・指先を使ってじっくりと
2 自分の思いを形にする
3 面白いもの、見つけた!
ほか
4 物で遊ぶ
1 押して、運んで、乗ってみて
2 チェーンリングで遊ぶ
3 ぬいぐるみを大切にする
ほか
5 心地良い生活
1 食事と睡眠
2 着替えと身支度
第4章 実践にみる環境構成の工夫
1 子どもたちのための環境づくりへの挑戦
2 子ども主体を大切にした日々の工夫
3 小さな保育園の大改造プロジェクト
第5章 ここが迷う 保育の環境構成Q&A
Q1 子どもたちにとって居心地の良い空間にするためには?
Q2 動ける子どもと動きが少ない子どもで、遊びが違う
Q3 動きが活発で、けがをしないかと目が離せない
ほか
第6章 保育の環境と評価
1 評価とは何だろう?
2 保育環境を評価する「5つの視点」
3 5つの視点の使い方
ほか
著者 | 宮里暁美=編著/文京区立お茶の水女子大学こども園=著 | 判型 | AB |
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ISBN | 978-4-8058-8103-3 | 頁数 | 152頁 |
発行日 | 2020年3月 1日 | 価格 | 2,420円(税込) |