介護福祉教育 No.33

介護福祉士の業務として医療的ケアが位置づけられたことに伴うカリキュラム編成のあり方について、日本介護福祉士養成施設協会会長の小林光俊氏に整理していただきました。
次いで、介養協の「介護福祉士等の医療的ケアに対応した新カリキュラム等に関する研究会」に関わっておられる黒澤貞夫氏(司会)、川井太加子氏、小林千恵子氏、白井孝子氏の4名の方々にどのように教育を進めていくのか等について座談会をしていただきました。

※雑誌「介護福祉教育」は消費税計算の都合上、
 一度の会計で2点以上同時にご購入されますと、合計金額の消費税が1円多くなってしまいます。
 誠に申し訳ございませんが、予めご了承くださいますようお願い申し上げます。


介護福祉教育CONTENTSNo.332012年5月
特集介護福祉士養成教育における
医療的ケア教育のあり方

特集I
介護福祉士養成校における
医療的ケアを含む専門職教育のグランドデザイン
小林光俊
特集II座談会
介護福祉士養成教育における
「医療的ケア」のカリキュラムと教育の進め方・課題
出席者=黒澤貞夫(進行)、川井太加子、小林千恵子、白井孝子
1.養成施設における医療的ケアのカリキュラム編成
2.医療的ケアの講義と演習をいかに組み立てるか
3.医療的ケアの教員研修における課題
4.養成教育における今後の医療的ケア教育展開上の課題
原著論文・短報

●対象者の能力を引き出す・活かす,移動・移乗技術とは?
  大堀具視
●生活支援技術の基礎教育を考える
  「支援するために必要なもの」について介護職員の意識調査より
  高木直美・武田啓子
●介護福祉士養成教育における介護福祉の専門性と専門科目のあり方に関する一考察
  田中安平
●介護福祉士養成教育におけるカリキュラム研究
  「求められる介護福祉士像」の基礎学力習得に関して
  中澤秀一
●介護福祉士による「死後のケア」体験の意義
  終末期介護教育を考える
  貫優美子
●「食事の生活支援」の授業におけるKYT(危険予知訓練)導入の効果と今後の課題
  特別養護老人ホームの取り組み事例を踏まえて
  福田明・齋藤真木
●高齢者福祉施設のサービス内容の改善に関する基礎的研究
  嶋田芳男
●回想法スクールのボランティア体験を振り返った学生の意識
  ボランティア活動が学生に与える効果
  津田理恵子
●専門職団体からみた介護福祉教育実践の変容過程
  『日本介護福祉士会ニュース』(創刊号~VoI.61)の分析を中心に
  中鴬洋
●全人的ケアを目指したITヘルスケアのフィールド実証試験による評価
  藤井園美子・岡崎昌枝・横本俊美・薦田美貴世
●離職者を対象とした介護福祉士養成教育における社会人学生の認識
  学びの経験に関する個別面接調査に基づく質的分析
  宮上多加子

書籍データ
著者日本介護福祉教育学会 判型B5
ISBN978-4-8058-6641-2
発行日2012年5月 1日 価格1,501円(税込)
e-booksで購入

関連商品