高齢者虐待と介護支援専門員 発見力向上に向けた課題と提案
本書は、養護者による高齢者虐待の動向と法制度に触れつつ、国の調査と著者の調査に基づき、虐待の現状を詳細に分析。
その上で、早期発見、予兆の察知、虐待リスクの認識など、介護支援専門員に期待される役割とその課題を明らかにし、高齢者虐待の防止に向けた提言を行う。
目 次
第Ⅰ部 【知識編】
養護者による高齢者虐待をめぐる動向と介護支援専門員への期待
1 養護者による高齢者虐待の動向
2 養護者による高齢者虐待の事例と背景・要因
3 高齢者虐待の果てにあるもの
―介護心中・介護殺人の事例を中心に
4 高齢者虐待防止法と関連施策
5 高齢者虐待における介護支援専門員に期待される役割
第Ⅱ部 【調査編】
介護支援専門員の虐待リスクの認識状況と課題
―6政令市の意識調査データにみる現状と課題
6 調査概要と回答者の状況
7 政令市別にみた担当高齢者の認識状況と世帯
8 経験年数からみた担当高齢者の認識状況と世帯
9 基礎資格(看護・介護・相談)からみた認識状況と世帯
10 養護者による高齢者虐待の発見課題
(基礎資格別にみた自由記述の分析を通じて)
第Ⅲ部 【まとめ】
高齢者虐待における介護支援専門員の課題と提案
11 高齢者虐待における介護支援専門員の課題と提案
著者 | 本郷秀和=著 | 判型 | A5 |
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ISBN | 978-4-8058-5989-6 | 頁数 | 220頁 |
発行日 | 2020年2月10日 | 価格 | 4,950円(税込) |