よくわかる! 行動分析による認知症ケア

認知症の行動・心理症状(BPSD)は一時的なケアではなかなか治まらない。
本書は、認知症の人が症状を繰り返す原因を分析し、改善する方法を解説するマニュアル本。
行動分析の基礎知識をはじめ、情報収集とケアの実際を6つの症状別に示した。
医療・看護・介護職必携。


目  次
第Ⅰ章 認知症の応用行動分析を行う前に
 1 認知症やその症状に関する基礎知識
 2 BPSDの対応の基本
 3 行動分析を中心としたBPSDの対応の手順
 4 BPSDの対応でまず気をつける点

第Ⅱ章 基礎編
 1 行動分析とは
 2 ABC分析の手順
 3 ABC分析に基づくケアの方法
 4 ポジティブな行動支援(PBS)
   ―BPSD以外の行動を増やすことで、BPSDを改善する

第Ⅲ章 マニュアル編
 1 ステップ1:BPSDに関する情報収集を行う
 2 ステップ2:BPSDの原因を分析する(ABC分析)
 3 ステップ3:支援計画を作成し,実施する
 4 ステップ4:結果の評価と支援計画の修正を行う

第Ⅳ章 実践編―BPSD別行動分析によるケアの実際
 1 興奮や攻撃性(暴言・暴力)への対応
 2 抑うつや不安への対応
 3 徘徊への対応
 4 幻視への対応
 5 物盗られ妄想への対応
 6 介護への抵抗(入浴や排泄の介助拒否)への対応

第Ⅴ章 付録
 ・BPSDの原因を特定するためのインタビュー記録用紙
 ・ABC分析記録シート
 ・BPSD頻度記録用紙
 ・支援計画作成シート(ABC分析チャート)
 ・支援計画

書籍データ
著者野口 代、山中克夫=著 判型B5
ISBN978-4-8058-5938-4 頁数160頁
発行日2019年8月30日 価格2,420円(税込)
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