相談援助職の「伝わる記録」 現場で使える実践事例74
相談援助という目に見えない業務の実績を残し、第三者に説明する唯一の方法が「記録」である。
本書では74の記録例を掲載し、それぞれに「気になる点」「修正のポイント」を具体的に示した。
好評のロングセラー『相談援助職の記録の書き方』と併せて読んでいただきたい一冊。
◆姉妹編『相談援助職の記録の書き方』はこちら
目 次
第1章 相談援助職として書く記録
第1節 記録の目的
第2節 記録の内容
第3節 記録の体裁(「見た目」や「書きぶり」)
第4節 進捗記録のフォーマット
第2章 専門職として適切な表現集
-MSE(Mental Status Exam メンタル・ステータス・エグザム)をふまえて-
MSEを用いて言語化する場合の留意点
・全般的な見かけや身だしなみ
・体の動きや運動機能
・発言の量と質
・思考過程
・思考の内容
・知覚障害
・面接時の態度
ほか
第3章 記録の実際74-事例と解説-
・自宅での転倒
・高齢者虐待の疑い
・受診同行
・連携先での出来事
・サービスの利用状況について
・関係者に関する苦情
・介護で追い詰められた家族
・介護者の負担
・家族との面接
・高齢者の初回面接
・認知症患者のアセスメント
・障害児の療育
・介護者による暴力の疑い
・家族との電話
・サービス担当者会議のまとめ
ほか
著者 | 八木亜紀子=著 | 判型 | B5 |
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ISBN | 978-4-8058-5932-2 | 頁数 | 192頁 |
発行日 | 2019年8月 1日 | 価格 | 2,420円(税込) |