社協・行政協働型コミュニティソーシャルワーク 個別支援を通じた住民主体の地域づくり
コミュニティソーシャルワーカー(CSW)の手厚い配置に定評がある豊島区。
本書は、CSWを施策化し配置するための取り組み、行政・社協の協働体制の構築プロセス、持続し充実を図るための教育システム等を事例も交えて紹介。
他の自治体・社協等が参考にできる書籍。
目 次
序 章 生活の場でのケアと資源開拓を進めるCSW
第1節 CSWの実践と考え方
第2節 CSW誕生の歴史的社会的背景
第3節 「新たな」支え合い―四つの源泉
第4節 CSWのはたらきと専門性
第1章 地方福祉行政と社会福祉協議会のパートナーシップ
第1節 CSW事業の主体形成
第2節 「CSW」の誕生
第3節 地域に生きるCSW
第4節 豊島区民社協の名称変更
第5節 震災支援とその効果
第6節 学習支援のはじまり
第2章 CSWを自治体が専任配置で施策化する戦略と技法
第1節 予算
第2節 配置計画とCSWの意義
第3節 圏域設定(包括圏域)と常駐という価値
第4節 時代のニーズを追い風にする
第5節 「個人情報」取り扱いに関する課題
第6節 『屋上屋』論への説明責任
第7節 切れ目のない支援のために
第3章 CSWの実践論 豊島区の事例から
第1節 豊島区民社会福祉協議会CSWの日常
第2節 実践事例
第3節 区全域における取り組み
第4章 CSWの主な役割
第1節 個別相談・支援の役割
第2節 地域の実態把握
第3節 支援活動を興す、支える
第4節 福祉意識の醸成
第5節 地域のネットワークづくり
第6節 CSW機能を活かした組織体制
第5章 CSWの成長・実践力を高める方法
第1節 CSWの専門性と実践力
第2節 豊島区のCSW配置とキャリア形成のプロセス
第3節 CSWのスーパービジョンの視点と枠組み
第4節 CSWの成長を支えるスーパービジョンとそのシステム
第6章 そして、これから
第1節 コミュニティソーシャルワーク・フォーラムの開催
第2節 地域保健福祉計画の改定
第3節 豊島区版「地域共生社会」の実現に向けて
第4節 CSWの発展に向けて
著者 | 田中英樹、神山裕美=編著 | 判型 | A5 |
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ISBN | 978-4-8058-5866-0 | 頁数 | 280頁 |
発行日 | 2019年4月20日 | 価格 | 3,080円(税込) |
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