TEACCHプログラムに基づく 自閉症児・者のための自立課題アイデア集 身近な材料を活かす95例
特別支援学校や福祉施設において自閉症の人の活動の軸となる「自立課題」。
本書はTEACCHプログラムに基づいて、身近で手軽な素材を使った作り方を紹介。
さらに、日常生活での活用方法も提案する。
数多くのアイデアを紹介することで、個別性に応じたかかわりを支援する。
目 次
第1章 自立課題の種類と選び方
1 TEACCHプログラムと自立課題
2 合理的配慮による自閉症の人の自立
3 自立課題の有効性
4 特性や興味関心を活かした自立課題
5 自閉症の特性を捉えるには
6 自立課題のカテゴリー
7 自立課題を構成する視覚的構造化
8 自立課題の製作に向けて
第2章 自立課題のアイデア95
1 身体を動かす(粗大運動・微細運動)
・基本のペグ挿し
・ひもの穴通し
・背伸びでボール入れ
・ボトルキャップすべり台
ほか
2 物を分ける(分類・マッチング)
・いろいろ「緑」の分類
・向き合わせ型はめ
・消しゴム型はめ
・横や裏までマッチング
ほか
3 物を入れる(プットイン)
・ピンポン玉をプットイン
・モールをストローにプットイン
・ストローをフックにプットイン
・小さなグラスにプットイン
ほか
4 組み立てる・物を包む
・えんぴつキャップをパッケージ
・ダブルクリップ囲い止め
・人形まとめて袋詰め
・靴下かぶせ
ほか
5 暮らしに役立てる
・靴下干し
・メニューの値段の支払い
・つめたい?あつい?
・メニューカードの分類
ほか
6 楽しく遊ぶ
・△パズル
・同じ模様は何個?
・小さな「目」でサイコロ分別
・動物福笑い
ほか
7 学習に役立てる
・100までパズル
・アナログ時計マスター
・小さい・中くらい・大きい
・文字の組み立てパズル
ほか
第3章 自立課題を日課に組み入れる
1 構造化された環境を設定する
2 「構造化された環境」セットアップ例
3 活動場所と相性の問題、支援体制の工夫
4 自立課題の評価と再構造化
5 受託作業を自立課題にアレンジ
著者 | 諏訪利明=監修/林 大輔=著 | 判型 | B5 |
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ISBN | 978-4-8058-5837-0 | 頁数 | 152頁 |
発行日 | 2019年3月25日 | 価格 | 2,420円(税込) |
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