障害ピアサポート 多様な障害領域の歴史と今後の展望

精神障害、身体障害、知的障害、難病、高次脳機能障害の当事者、専門職、研究者が、各領域に共通するピアサポートを明確にする。
これまでの歴史を踏まえ、多様な障害領域のピアサポート活動の現状を紹介し、今課題となっている専門職とピアサポーターの協働について考察する。


目  次
1 ピアサポートとは何か

2 ピアサポートをめぐる海外の状況

3 日本における多様な障害領域におけるピアサポートの歴史と現状
 1 身体障害領域におけるピアサポートの歴史と現状
 2 知的障害領域におけるピアサポートの歴史と現状
 3 精神障害領域におけるピアサポートの歴史と現状
 4 難病領域におけるピアサポートの歴史と現状
 5 高次脳機能障害領域におけるピアサポートの現状
 6 ひきこもりなどのピアサポートの現状

4 ピアサポーターの養成と活用の現状
 1 ピアサポーターの養成
 2 ピアサポーターの活用

5 障害領域を貫くピアサポートの専門性と有効性
 1 ピアサポートの専門性
 2 データで読み解くピアサポートの現状と有効性

6 ピアサポーターの多職種連携と協働

7 ピアサポート活用事例
 1 福祉サービス事業所におけるピアサポートの活用
 2 医療機関等におけるピアサポートの活用
 3 当事者が設立し、専門職を雇用している事例
 4 地域における多様な障害ピアサポートの活用

8 今後の展望と課題
 1 ピアサポートの活用が促進されるために
 2 多様性を許容する社会とピアサポートの今後

書籍データ
著者岩崎 香=編著 判型A5
ISBN978-4-8058-5817-2 頁数246頁
発行日2019年1月 1日 価格3,300円(税込)
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