地域共生社会に向けたソーシャルワーク 社会福祉士による実践事例から
地域共生社会の実現のために、ソーシャルワーカーが果たすべき役割・機能について解説した一冊。
個別支援と地域支援に一体的に取り組んだ事例、ソーシャルアクションにより社会課題の解決を図った事例など、6つの実践事例を通して、これからのソーシャルワークを考える。
目 次
第1章 地域共生社会の理念とパラダイム
1 地域共生社会と差別
2 地域共生社会の理念
3 地域づくりの方向性
4 政策としての地域共生社会
5 包括的支援体制
6 改正社会福祉法
7 改正地域福祉計画にかかわる
「参加」について
8 圏域の設定と「地域福祉行動計画」の
必要性
9 地域福祉計画の策定過程と地域住民の
「学び」
10 地域共生社会の実現に向けた
ソーシャルワーク
第2章 地域共生社会の実現に向けた
ソーシャルワークの実践方法
1 地域共生社会の実現に向けて
求められるソーシャルワークの機能
2 地域共生社会の実現に向けた
ソーシャルワーク実践
第3章 ソーシャルワーク実践事例
1 複合的な課題を抱える高齢者の
看取りと地域づくりの実践
2 地域支援のなかから個別ニーズの
発見を行い、その対応のなかから
新たな社会資源を構築していった実践
3 生活困窮者支援を通した
「ひきこもり支援」のしくみづくりの
実践
4 学校へのコンサルテーションにより
子ども・家庭・学校・地域の
主体的つながりを実現した実践
5 社会的孤立・排除の解消から
生きがいを生み出す地元商店街との
協議の実践
6 多様な働きかけによる世論喚起と
現実的な要求で刑法改正を実現した
実践
第4章 地域共生社会の実現に
求められる人材
1 社会保障審議会福祉部会
福祉人材確保専門委員会
2 委員会の議論の到達点
3 地域共生社会の実現に資する
体制構築を推進するために
社会福祉士に求められるもの
4 地域共生社会の創出に向けて
著者 | 公益社団法人日本社会福祉士会=編集 | 判型 | B5 |
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ISBN | 978-4-8058-5756-4 | 頁数 | 162頁 |
発行日 | 2018年10月20日 | 価格 | 2,640円(税込) |