つながり、支え合う福祉社会の仕組みづくり
社会福祉のサービスが届けられるべき人に届いているかを検証しつつ、高齢者、障害者、子どもの社会的孤立に対応する「見守り・自立支援の仕組み」と、「横断的・普遍的な地域支援システム」を提案する一冊。
目 次
序 章 つながりを求めて
-当事者主体の暮らしを
実現するための福祉に必要なこと-
第1部 地域で起きている
「つながりにくさ」
1 高齢者の地域生活困難と支援
・支援につながりにくい事例に対する
地域福祉実践
・インフォーマル支援と
フォーマル支援の
「つながりにくさ」と「つなぎ方」
・中国帰国者が日常生活で抱える
困難と支援
2 障害者の地域生活困難と支援
・障害者総合支援法における
協議会と当事者
・障害者施設における
「つながりにくさ」と当事者活動
・スポーツを通じてつながる
スペシャルオリンピックスの実践
3 子どもの地域生活困難と支援
・地域社会における母子家庭の生活と
その援助過程の「見える化」
・被災地における
子どもの意見表明・参加と
児童福祉課題
第2部 地域における福祉社会の開発
4 つなぐ実践を支える理論・視座
・当事者支援とアドボカシー
・知的障害者の自己決定支援と
意思決定支援
5 つなぐ実践を支える関係づくり
・住民の見守りネットワークをつなぐ
・当事者との間に立つコーディネート
6 つなぐ実践を支える人材育成
・専門職の研修システム
・市民レベルの組織づくりと人材育成
7 つなぐ実践を支える組織と資源
第3部 福祉社会をどう開発するか
8 相模原障害者殺傷事件からみえること
9 「つなぐ」関係からみた
日本の社会構造
10 つながりによる援助の
利用可能性について
著者 | 東洋大学福祉社会開発研究センター=編集 | 判型 | A5 |
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ISBN | 978-4-8058-5649-9 | 頁数 | 312頁 |
発行日 | 2018年3月25日 | 価格 | 3,520円(税込) |
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