失敗ポイントから学ぶ PSWのソーシャルワークアセスメントスキル

アセスメントは経験年数を重ねるだけで易々とは向上しない。
本書は、PSW初任者の失敗例から原因を解明し、エキスパートの展開例から27の実践スキルを抽出。
適正なアセスメントを遂行する術を具体的に解説する。
アセスメント力を高めるための研修・自己養成の手法も紹介。


目  次
1章 PSWがアセスメントで陥りやすい
   失敗ポイント
 ・アセスメントの困難さは何か
 ・失敗ポイントへの着目
   1 PSWの枠組みによる「生活スキルの査定」
   2 情報と真意を読み取れない「変換ミス」
   3 意図的な「話題回避・離脱」
     ―苦手なテーマを扱えない
   4 「病理・欠損モデル」に基づく認識
     ―ストレングス視点が弱い
   5 直線的理解―状況の原因探しに偏重している
 ・5つの失敗ポイント(=困難性)の関連

2章 ソーシャルワークアセスメント
 ・ソーシャルワークアセスメントについて
 ・アセスメントプロセスのモデル
 ・ソーシャルワーカーに求められる認識
   1 問題は個人の持ち物ではない
   2 真実は1つではない
 ・交換モデルによる
  ニーズアセスメントプロセス

3章 アセスメントに活用する実践スキル
 ・アセスメントに求められる姿勢・価値
  ―クライエントからの期待
 ・アセスメントの前提
 ・アセスメントに対するPSWの姿勢
 ・アセスメントプロセスに活用する
  実践スキル

4章 アセスメント力研修&
    自己養成プログラム
 ・アセスメント力をつけるための
  研修の考え方
   1 研修プログラムの着眼点
   2 プログラムの工夫
   3 プログラムの例
 ・アセスメント研修を企画してみよう
   1 アセスメント研修の立案
   2 研修の進め方
 ・個人でアセスメント力をつけてみよう

5章 アセスメントスキルチェックリスト

書籍データ
著者大谷京子、田中和彦=著 判型B5
ISBN978-4-8058-5645-1 頁数150頁
発行日2018年4月 1日 価格2,640円(税込)
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