認知症の早期発見・初期集中支援に向けたラーニング・プログラム

認知症の人を早期に発見し、初期段階で集中的な支援を行うためには、認知症に対する無理解や先入観、偏見などを緩和し、改善する必要がある。
本書では、そのための「学習プログラム」と「テキスト」を提案。
市民向け介護予防教室、施設内研修等の実施方法を具体的に解説する。


目  次
導入1 認知症施策の今後のあり方
 ・認知症の人の歴史
 ・認知症の人に関する最近の施策展開
 ・今後の施策展開

導入2 認知症早期発見・初動対応促進に
     効果的な学習方法
 ・早期発見・初動対応が重要
 ・なぜ、見過ごしてしまうのか
  ―認知症へのスティグマ―
 ・学習することで認知症スティグマは
  解消する
 ・効果的な学習方法がある

Part1 施策・サービス経営への指針
 ・認知症スティグマの低減による
  地域共生の推進
 ・認知症スティグマへの個人特性の影響と
  介入効果
 ・早期発見・初動対応促進への必要条件
 ・「空白の初期」における早期発見と
  初動対応
 ・地域包括ケアのなかでの初動対応と
  生活支援
 ・認知症の人への「日常生活支援」
 ・地域包括支援センターを調整弁とする
  認知症初期集中支援

Part2 実践的ラーニング・プログラム
 ・効果の上がるラーニング・プログラム
 ・市民向けテキスト
 ・職員向けテキスト
 ・認知症の人との共活動体験
  ―地域カフェの効用―
 ・認知症スティグマ改善の
  セルフチェック・シート
 ・地域包括支援センター
  認知症早期発見・初期集中支援
  標準マニュアル

書籍データ
著者小笠原浩一、宮島俊彦=監修/特定非営利活動法人日本介護経営学会=編集協力 判型B5
ISBN978-4-8058-5576-8 頁数162頁
発行日2017年9月15日 価格2,640円(税込)
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