福辺流 力と意欲を引き出す介助術
「声かけ」「支え方」等の介助次第で利用者は劇的に変化する。
本書では介助される人の力と意欲を引き出し、可能性を広げるために、様々な状態に応じた介助方法を写真でわかりやすく紹介。
多くの介護現場にかかわった理学療法士が伝授する利用者・介助者双方にやさしい介助法。
目 次
序章 事例(体験談、現場の声)
第1章 力と意欲を引き出す介助とは?
・介助とは
・これまでの介助との違い
・すべての人に対応できる介助
・動き(働き)と能力
・刺激(介助)に対する反応としての
被介助者の反応(動き)
ほか
第2章 介助の基本
・「構え」の練習
・「支え」の練習 ①両手での支え
・「支え」の練習 ②片手での支え
・「触れる」
・「動きの伝え方」の練習
第3章 立ち上がりの介助
・立ち上がりの準備姿勢
・動きのパターンを体で感じる
・基本の立ち上がり
・基本の座り
・体幹を支えた立ち上がりと座り
ほか
第4章 寝返り
・寝返りには、その人のパターンがある
・自分で動く
・寝返りの準備姿勢
・基本の寝返り
・片マヒの寝返り
ほか
第5章 ベッド上での移動
・ベッド上で動くことができれば
人生が変わる
・ベッド上で動くための基本は
「お尻上げ」
・ベッド上で上下左右に移動する
第6章 起き上がり
・“起き上がり”は、
座位、立ち上がりのための重要な準備
・肘をついて起きると座位が保てる
・一般的な起き上がりの例
「左への起き上がり」
・起き上がり介助
・座位から仰臥位へ
ほか
第7章 座位のとり方
・“座る”とは
・基本の座位姿勢
・足台をもっと使いこなそう
・スタンダードの車いすは運搬用
・その人に合った車いすを
第8章 移乗
・自立した移乗
・脇を介助しての移乗
・ベッドから車いすへの移乗(体幹を支えて)
・後方からの介助による移乗
第9章 歩行の介助
・歩行介助の基本
・歩行の介助(前方から両肘での介助)
・一本杖(T-cane)の介助
・歩行車・歩行器・シルバーカーでの歩行の介助
著者 | 福辺節子=著 | 判型 | B5 |
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ISBN | 978-4-8058-5558-4 | 頁数 | 210頁 |
発行日 | 2017年8月10日 | 価格 | 2,420円(税込) |