保健医療ソーシャルワーク アドバンスト実践のために
保健医療分野で活動するソーシャルワーカーが備えておくべき知識は、生命倫理や医療政策、組織内のチームビルド、連携・協働におけるコンピテンシー、他国も含め同分野におけるソーシャルワークの歴史など多岐にわたる。
それら専門特化した知識を体系化した待望の書。
目 次
第1章 保健医療分野における
ソーシャルワークの歴史
1 アメリカの歴史
2 イギリスの歴史
3 日本の歴史
第2章 医療政策の動向とソーシャルワーク
1 戦後の混乱期から高度経済成長まで
2 高度経済成長の終焉と高齢化の進展
3 今後の政策の方向と
医療ソーシャルワーク実践の課題
4 医療環境の変貌と
ソーシャルワーカーの戦略
第3章 ソーシャルワーク倫理と
意思決定支援
1 生命倫理・臨床倫理と意思決定支援
2 緩和医療における臨床倫理と
ソーシャルワーク
3 人権とアドボカシー
4 権利擁護にかかわる制度と
意思決定支援
第4章 ダイレクトソーシャルワーク実践に
おけるアセスメント
1 ダイレクトソーシャルワーク実践とは
2 アドバンスト・ソーシャルワークと
アセスメント
3 アセスメント力を高める
4 事例からアセスメントを学ぶ
第5章 ソーシャルワーカー組織の
チームビルドとマネジメント
1 院内における多職種連携チームの構築
2 ソーシャルワーカー組織の
マネジメント
3 組織が保証する人材養成システムと
スーパービジョン体制
4 これからの病院経営と
医療ソーシャルワーカーの役割
第6章 地域に展開する
保健医療ソーシャルワーク
-メゾレベルを起点とした
連携実践
1 地域包括ケア体制下に地域に展開する
保健医療ソーシャルワーク実践
2 地域に展開する
保健医療ソーシャルワークの
理論と実際
第7章 ソーシャルワーク実践の評価
1 プログラム評価
2 量的研究による
ソーシャルワーク実践の評価
3 質的研究による
ソーシャルワーク実践の評価
著者 | 公益社団法人日本医療社会福祉協会、公益社団法人日本社会福祉士会=編集 | 判型 | B5 |
---|---|---|---|
ISBN | 978-4-8058-5524-9 | 頁数 | 390頁 |
発行日 | 2017年6月 2日 | 価格 | 4,070円(税込) |