対人援助職に効く 認知行動療法ワークショップ 専門職としての力量を高める3つのチカラ
対人援助職が自身の力量を高めるには――。
本書は「認知行動療法」の技法を用いて、支援者が実践で悩み対応に苦慮しがちな、“アセスメント・支援方針(見立て)・援助技術”の力が身につく具体策を提示。
知っていると便利なコラムと、自らの習得度をはかれる演習も収載。
目 次
第1部 支援の力量を高める
認知行動療法の基本を装備しよう
1 対人援助に必要な力量
・対人援助職に必要な力量とは
・支援がうまくいかないのにはわけがある
・信頼関係はあらゆる支援の土台となる
2 認知行動療法が支援の力量を高めるわけ
・認知行動療法はなぜ効くのか
・認知行動療法の特徴
3 行動レンズを使って相手を理解する
・行動レンズを手に入れよう
・行動のカラクリはとてもシンプル
4 認知レンズを使って相手を理解する
・認知は気分や行動に影響を与える
・認知レンズを手に入れよう
第2部 認知行動療法を実践に応用して
力量を高めよう
5 相手をアセスメントする力量を高める
・問題をとらえる力を磨く
・問題をコンパクトにする力を磨く
・過剰行動が減らない理由を読み解く力を磨く
ほか
6 相手に合った支援方針を立てる力量を
高める
・問題の悪循環を読み解く力を磨く
・相手にピッタリ合った目標を立てる力を磨く
・過剰行動の悪循環を断ち切る力を磨く
ほか
7 相手の変化を促す援助技術の力量を
高める
・環境を整えて行動を変える力を磨く
・ネガティブな認知の力を弱める力を磨く
ほか
8 さまざまな場面に認知行動療法を応用する
力量を高める
・機能訓練に意欲がわかないミキさん
・レクリエーションに参加しないレイさん
ほか
認知行動療法こぼれ話
構造化-支援の効果を引き出す-
活動記録表-行動と気分のつながりがわかる-
回復の原理-弱化が力を失うとき-
自動思考とスキーマ-認知は2つからなる-
スケーリング・クエスチョン-手軽にできる評価-
ホームワーク-普段の生活でスキルを身につける-
マインドフルネス-過去や未来ではなく今を生きる-
コーピングレパートリー-奥の手が多いほど安心-
CBTワークショップ
1 問題を収納ボックスに収めよう
2 問題をコンパクトにしてみよう
3 行動レンズを使ってみよう
4 行動が続かない理由を探ってみよう
5 認知レンズを使ってみよう
6 自分のもっている強さを見つけよう
7 問題の悪循環を読み解こう
8 長期目標と短期目標を作ってみよう
9 過剰行動を減らす支援方針を考えよう
10 適応行動を増やす支援方針を考えよう
11 認知を弱める支援方針を考えよう
12 変化へのモチベーションを高めよう
13 メリットを作り出す達人になろう
14 ネガティブな認知の力を弱めよう
15 社会的スキルを見つけて課題分析しよう
16 自分のなかにある苦手のカラクリをモニタリングしよう
著者 | 竹田伸也=著 | 判型 | A5 |
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ISBN | 978-4-8058-5479-2 | 頁数 | 258頁 |
発行日 | 2017年3月10日 | 価格 | 2,420円(税込) |
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