改訂 起立性調節障害の子どもの正しい理解と対応
朝起きが苦手、めまいがする、しかし夜には目がさえてしまう「起立性調節障害」。
本書は「寝不足」「怠け」「気持ちの問題」と誤解を招くこの疾患の診断・治療やサポート法を平易に解説。
医師・親・教育関係者が適切な対応を理解できる。
最新のガイドラインに対応した改訂版。
目 次
第1章 今、子どもたちに
何が起きているか?
・起立性調節障害の日常─ひろし君の場合
・起立性調節障害の悲劇─たろう君の場合
第2章 なぜ「起立性調節障害」は
気づかれないのか
-起立性調節障害を理解する-
・起立性調節障害が「病気」として
理解されにくいわけ
・新しい診断基準により
鑑別ができるように
・新しい検査方法と
起立性調節障害の新しい理解
・起立性調節障害の病態生理
第3章 起立性調節障害の子どもたちの
SOSサインを見逃すな
・起立性調節障害は
「怠け病」に誤解される
・起立性調節障害の子どもに見られる
心の問題
第4章 診断と治療はこう行われる
・新しくなった診断法と治療法
・診断の手順
・治療の進め方
・薬物療法
・季節による症状変動を知って
再発に備えよう
第5章 周囲のサポートが子どもたちを救う
・サポートの基本的な考え方
・家庭でのサポートはどうするか
・教育現場でのサポートは
どうしたらよいか
第6章 起立性調節障害のここが知りたい
Q&A
Q1 起立性調節障害にかかりやすい年齢や
頻度を教えてください。
Q2 なぜ朝起きが悪いのですか?
十分に睡眠をとっても治らないのでしょうか?
Q3 朝なかなか起きられずに不登校が続いています。
学校が原因でしょうか?
ほか
著者 | 田中英高=著 | 判型 | 四六 |
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ISBN | 978-4-8058-5475-4 | 頁数 | 166頁 |
発行日 | 2017年3月15日 | 価格 | 1,760円(税込) |