家族と子どもを支える 発達障害のある子の育ちの支援

発達障害をどのようにとらえればよいのかを解説するとともに、ペアレントトレーニング、スキルプログラムを使った、発達障害のある子どもの「できること」を伸ばす支援を提案。
最新の研究や知見をもとに、教育関係者をはじめ、親や支援関係者が「今すべき」最善の支援を探る。




目  次
1章 自閉症スペクトラムのとらえ方
 1 発達障害は関係性の障害?
    「発達」ということと「発達障害」ということ
    「発達障害」には遺伝と環境の両方が関係する
    発達障害の問題は「自閉症」を中心に考える
    ほか
 2 学び方の違い―情報処理の仕方が違う
    学びには個人差がある
    知識や情報の学び
    社会性の学び
    ほか
2章 自閉症スペクトラムの子どもを
    育てるということ
 1 養育スタイルと起こりやすいミスマッチ
    子どもの個性と子育て環境のマッチ・ミスマッチ
    養育スタイル尺度に見る子育て
    コツをつかめば適応的な行動を身につけられる
    ADHD傾向と養育スタイル
 2 早期の特性把握・早期支援の重要性
    うまくやれる行動を早い段階から増やす
 3 家族支援の重要性
    親自身の精神状態にも気をつけよう
    親への支援が子ども本人への支援につながる
    きょうだいをどう支援するか
3章 家族を支えて子どもを支える
 1 まずはペアレント・プログラム
    ペアレント・プログラムとは
    ペアレント・プログラムの流れ
    ペアレント・プログラムの3本柱
    ほか
 2 家族支援から本人支援へ
    ―子どもに生活スキルを教える
    スキルトレーニングを行う前に
    幼児期の療育
    発達状況により取り組むべきメニューは異なる
 3 子どものスキルトレーニング
    日常生活のスキルトレーニング
    コミュニケーションのスキルトレーニング
    問題行動への対応
    ほか

書籍データ
著者辻井正次=著 判型A5
ISBN978-4-8058-5409-9 頁数172頁
発行日2016年11月20日 価格1,980円(税込)

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