西洋哲学思想と福祉 人権思想を中心に
古代から現代に至るまでの西洋哲学・倫理思想の流れを概観し、人権、共生、自由といった福祉の基礎概念の生成過程を明らかにした本書は、福祉従事者に求められる人間存在についての価値観の形成に寄与するものである。
序 章 問題の所在-本質論の追求-
第1章 古代哲学・倫理思想と福祉
古代ギリシャ以前の倫理観/『旧約聖書』と社会的弱者/古代的自我の提唱
第2章 中世キリスト教と福祉
原始キリスト教の世界観/中世キリスト教の確立と倫理思想
第3章 近代哲学と福祉
イタリア・ルネサンスと宗教改革の思想的役割/近代国家と人権思想/人権思想の哲学
第4章 現代思想と福祉
全体主義国家理念と自己実現/資本主義の擡頭と福祉/二つの世界大戦と倫理
終 章 戦争と平和-そして福祉-
著者 | 関家新助=著 | 判型 | A5 |
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ISBN | 978-4-8058-4556-1 | 頁数 | 306頁 |
発行日 | 2004年10月10日 | 価格 | 4,180円(税込) |
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