大介護時代を生きる 長生きを心から喜べる社会へ

超高齢化少子社会の道を走り続ける日本。誰もが介護にかかわる時代がやってくる。
まさに「大介護時代」の到来であり、ケアも総力戦となる。
本書は、重厚長大化する介護の現状を分析するとともに、地域での取り組み例なども紹介し“介護のある暮らし”をどう支えるかを考える。

日本図書館協会選定図書


もくじ
はじめに――大介護時代は「ながら」介護で

第1章“福祉の国”“重税の国”を訪れて
1社会保障と税を巡る北欧の旅
2この北の国に生まれて死ぬのだ
3「遠くの親戚より近くの他人」法
第2章大介護時代のケアは総力戦で
1平安で尊厳ある死を迎えたい
2福祉・雇用・男女平等のフィンランドヘ
3人生100年社会のモデルづくり
第3章大介護時代の到来
1前人未踏の大介護時代
2ワーク・ライフ・ケア・バランス社会を
3長寿社会へ向けて全員参加
4高齢者を囲む家族の変化
第4章家族が変われば介護も変わる
1老老親子世帯の増加
2増える男性介護者――今後の課題
3介護量倍増の「大台少子化」
4長期にわたる家族介護期間
第5章聞こえてくる希望のささやき
1問題あるところに対応する人あり
2日常の防災活動で地域と世代をつなぐ
――アメリカ・ファルコンハイツ市
3「買い物難民」を出さない地域をつくる
4「孤独死」先進団地に空室なし
5学びの庭に「縁」の花咲く
6男性の料理参加から始まったデイサービス
72012・高齢者の変、女性の変

おわりに――たいへんですが初代の自負を

書籍データ
著者樋口恵子=著 判型四六
ISBN978-4-8058-3751-1 頁数232頁
発行日2012年12月10日 価格1,760円(税込)

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