多文化ソーシャルワーク 滞日外国人支援の実践事例から学ぶ
日本で生活する外国人の増加に伴い、日本人と同様の支援の必要性が生じている。
本書は、外国人支援を行うソーシャルワーカーが基礎知識を学ぶための入門書。多文化ソーシャルワークの考え方、外国人支援に欠かせないさまざまな法律知識、生活の現状と課題などを解説する。
多文化ソーシャルワーク
滞日外国人支援の実践事例から学ぶ
目 次
第1章多文化ソーシャルワークとは
・日本における多文化ソーシャルワーク
・多文化ソーシャルワークの定義
・日本におけるニーズ
・共生社会における多文化ソーシャルワーカーの役割
・人権保障と多文化ソーシャルワーク
第2章滞日外国人をとりまく現状
・「外国人」とは
・出入国管理及び難民認定法を理解するうえでの基礎概念
・出入国管理政策をめぐる近年の動向
第3章社会資源
・社会資源にかかわる公的サービス
・自治体や公的機関によるサービス
・さまざまなインフォーマルサービス
・資源活用の課題
~なぜ資源が活用されないケースが生じるのか~
・社会福祉士の役割
第4章生活の現状と課題
・医療
・メンタルヘルス
・不就学児童
・児童虐待
・国際結婚
・ドメスティック・バイオレンス(DV)
・労働
・難民
・高齢者
・障害者
・外国人の犯罪動向と犯罪者の処遇
~更生保護の視点から~
第5章多文化ソーシャルワークの実践事例と留意点
・医療分野
・婦人保護分野(社会福祉)
・教育分野
・児童分野
・高齢者分野
著者 | 社団法人日本社会福祉士会=編集 | 判型 | B5 |
---|---|---|---|
ISBN | 978-4-8058-3634-7 | 頁数 | 218頁 |
発行日 | 2012年3月31日 | 価格 | 2,860円(税込) |