基礎から学ぶ介護シリーズ 根拠のある介護記録のつくり方 わかる・伝わる・つながる

「信頼」につなげる根拠のある
介護記録づくりのために

どう書けばよいか分からない方から
より良い記録を書きたい方まで
必見です!


通所・入居系介護サービスに従事する介護職に向けて、利用者の生活支援に向けた、根拠のある記録のつくり方を提案する。記録に必要な文章作法だけでなく、物事のとらえ方を重視。様々な記録の事例を通して見えてくる事象を解説し、サービスの向上につなげる視点も明示する。


目  次
はじめに
I 記録の意義と目的
①介護記録の目的
②これまでの介護記録の問題点と改善案
③利用者や家族からみた記録の意義
④これから必要とされる記録の中身と伝え方

II 記録に必要な物事のとらえ方 ①物事のとらえ方 ②根拠のある記録を書くための注意点
III 記録を通した事象の考え方 ①根拠のない判断をもとに残された記録   ―BPSDが顕著な認知症の利用者 ②個別支援の観点が欠如した記録―原因不明の骨折 ③個人情報保護の誤解による不適切な記録―終末期の利用者 ④記録者が確認していない不明確な記録―転倒・骨折 ⑤不十分な内容でケアの必然性が疑われた記録―身体拘束 ⑥主観的に記載され、確証のない記録―入浴 ⑦ケアの本質を無視した他者日記的な記録―食事 ⑧不誠実性が暴露された、弁解不可能な記録―排泄 ⑨目的や評価がみえない記録―レクリエーション ⑩実行に固執し、単にデータ化した記録―役割づくり

書籍データ
著者田形隆尚=著 判型B5
ISBN978-4-8058-3622-4 頁数146頁
発行日2012年10月15日 価格1,760円(税込)
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