当事者主体を貫く 不可能を可能に-重度障害者、地域移行への20年の軌跡

「重度の障害があっても、普通の暮らしがしたい」-そのような思いをもつ障害当事者が、地域生活の実現のために自ら創設した「AJU自立の家」。本書では、その20年間の取り組みを「暮らす」「働く」「地域とともに生きる」という3つの切り口から、当事者自身が検証する。


当事者主体を貫く
不可能を可能に-重度障害者、地域移行への20年の軌跡
Contents
刊行にあたって
第I章取り組みの原点
1 AJUのめざす福祉
2 AJU20年の取り組み
3 創設の原点をふりかえる(座談会)
第II章地域で暮らす――自分らしく生きる――
1 サマリアハウス
2 介助保障の仕組みについて
3 自立へのプロセス
4 自分らしく生きる
5 福祉ホームを卒業した8人の個人史
第III章働く――多様な自立、社会的役割をもって生きる――
1 わだちコンピュータハウス
2 ピア名古屋
3 名古屋マック
第IV章ともに生きる地域づくり――誰もが主人公になれる地域をめざして――
1 20年の営みから明日を展望する
2 地域・ボランティアとのかかわり
第V章当事者主体を貫く支援組織であり続ける
あとがき

書籍データ
著者AJU自立の家=編集 判型A5
ISBN978-4-8058-3537-1 頁数286頁
発行日2011年10月 1日 価格2,860円(税込)

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