障害者の福祉的就労の現状と展望 働く権利と機会の拡大に向けて
障害者の福祉的就労については、労働法が適用されるのは一握りであり、大多数が労働者と扱われず、最低賃金の保障もされず、自立生活が困難な状況である。本書は、障害者の福祉的就労の現状について、海外・日本からの報告を踏まえ、今後の展望について検証し提言する。
障害者の福祉的就労の現状と展望
働く権利と機会の拡大に向けて
主要目次
序論福祉的就労障害者の働く権利と機会の拡大を目指して
第1編海外諸国における障害者就労の現状と労働法適用状況
はじめに
第1章アメリカ
第2章イギリス
第3章フランス
第4章ドイツ
第5章オランダ
第6章デンマーク
第7章障害者雇用・就労に関するEU法政策と保護雇用下の「労働者保護」
第8章海外諸国における一般雇用と保護雇用(就労)
第2編日本における障害者就労の現状と課題
はじめに
第1章福祉的就労支援現場の現状と課題
第2章福祉的就労見直し提案の経緯
第3章経済政策的観点からの検証
第4章福祉的就労の多様な実態に応じた労働保護法上の課題
第5章福祉的就労者の労働者性と個別的労働関係法の適用
第6章障害者就労で福祉政策と労働政策の一体的展開をいかに実現するか
第7章国際的動向からみる今後の課題と方向
著者 | 松井亮輔、岩田克彦=編著 | 判型 | A5 |
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ISBN | 978-4-8058-3535-7 | 頁数 | 362頁 |
発行日 | 2011年11月10日 | 価格 | 3,300円(税込) |
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