きょうだい 障害のある家族との道のり
きょうだいによるきょうだいの本
「きょうだい」とは障害のある兄弟姉妹のいる人のことをいいます
両親は、障害のある子にかかりきりになるので、きょうだいは一人で過ごさなくてはいけないことが多く、また「障害」について説明してもらえる機会も少ないために、いろいろな不安を持ったまま過ごします。そして、大きくなってからも特有の想いを抱えて過ごしています。
「どうしていつも弟だけ?」「僕にも発作は起こるの?」…。
きょうだいだから考えること、気になることを63のエピソードで紹介。
特有の想いを客観的に解説し、きょうだいからヒントを提案する。自分だけではないと共感し、前向きになれる一冊。
親・先生向けコラムも掲載。
日本図書館協会選定図書
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も く じ
はじめに
この本の使い方
1 学校に入るまで
どうしていつも一人で待たされるの?
どうしてお兄ちゃんだけ病院に行くの?
どうしてお母さんはいつも泣いているの?
どうして一緒に遊べないの? ほか
2 小学生から中学生
お母さんとゆっくり話す時間がほしい
いつも私ががまんするしかないの?
「お姉ちゃんはえらい」って言わないで
やっぱり友達には話せない ほか
3 高校生から大学生
弟と過ごす時間が少なくなった
福祉にはかかわりたくない
落ち込んでいる親を見ていてつらい
どうして親は変わらないのだろう ほか
4 大人になってから
本当の理由はなかなか言えない
どうして私は人に頼れないの?
僕がいなくても家族はなんとかなる
親亡き後を考えはじめる ほかコラム
・お父さんお母さんへ 「きょうだいだけの特別をください」
・誰かが教えてください 「障害っていったいなに?」
・お父さんお母さんへ 「いい子であることを求めないでください」
・学校の先生へ 「学校で配慮してほしいこと」
・一般の人へ 「じろじろ見ないでください」…
・兄弟姉妹を亡くしたきょうだいへ 「弟が亡くなったとき」
きょうだい会について
子どものきょうだい会・大人のきょうだい会
著者 | 白鳥めぐみ、諏方智広、本間尚史=著 | 判型 | A5 |
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ISBN | 978-4-8058-3374-2 | 頁数 | 290頁 |
発行日 | 2010年10月 1日 | 価格 | 1,980円(税込) |