あの夜、君が泣いたわけ 自閉症の子とともに生きて

施設への途上、助手席の君は声を震わせ涙を流した―自閉症の子をもつ著者が、親としてジャーナリストとして「闘う」原点となった経験をはじめ、「障害」を巡る出会いや出来事を綴るエッセイ集。
温かみあふれる筆致が、読者に「多様性」ある社会のあり方を考えさせる。




日本図書館協会選定図書もくじ

第一章 バイオリン・ソナタの夜
    あの夜、君が泣いたわけ
    チョコレート
    雨の日には
    サクラの散る朝に

第二章 幸福の方程式
    声
    傷
    親たち
    ゆっくり歩く

第三章 インスパイア
    色とりどりの
    孫が嫁ぐ日
    ジョークのわな
    肩の力を抜いて
    お尻をふいてください

第四章 こころのチャンネル
    あの一票
    おばあさんの背
    ちいさな巨人
    冷たいエビフライ

第五章 闘う理由

書籍データ
著者野沢和弘=著 判型四六
ISBN978-4-8058-3371-1 頁数210頁
発行日2010年9月30日 価格1,980円(税込)

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