終末期介護への提言 「死の姿」から学ぶケア
介護の理念は尊厳(自己決定)、ICFに基づく生活支援、そして自立支援である。
これらの理念は、心身機能の向上を背景としており、介護が死を捉えず語られたことの結果といえよう。
これからの介護は死を包含し、遺体から生前の介護を評価するものとなっていく。
今日の介護の理念は、
尊厳(自己決定)、ICFに基づく生活支援、そして自立支援である。
しかし、終末期をこの理念だけで語るには、どこか限界がある。
介護がやがて来る死をとらえて存在するとき、
その理念もまたとらえ直す必要があろう。
目 次
第一章 「死の姿」(遺体)が語るケアのあり様
第二章 終末期リハビリテーションの考え方
第三章 「死」を見据えてこその介護
第四章 「終末期」を介護するということ
第五章 身体面から終末期の生活の豊かさを支える
著者 | 大田仁史=編著、鳥海房枝、田邊康二=著 | 判型 | A5 |
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ISBN | 978-4-8058-3368-1 | 頁数 | 210頁 |
発行日 | 2010年10月10日 | 価格 | 1,980円(税込) |
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