認知症開花支援
300万人に迫る認知症の人を、当たり前の人としてどのように支援すればよいのか?これから何が必要なのか?認知症ケアにかかわる専門職に問いかける。
介護・福祉の応援サイト「けあサポ」のブログ「婆さんとともに」発の第2弾書籍! 珠玉の57の物語を収載。
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本文より
僕の婆さん支援の基本は、差別や選別の思想とのたたかいである。
利用者本位とか 認知症ケアだとか 尊厳などを語る前に、改めて日本国憲法を見開き、僕らの専門性について違った角度から考えてみてはどうだろうか。
「何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰を除いては、その意に反する苦役に服させられない。
―――重い言葉である。
も く じ
序文
1生活支援考
闘論/開花支援/生活支援考/血液型セイカク論/本位と本意/ほか
2偏見や差別とのたたかい
認知症対応国家“にっぽん”へ/まだ思考途上/あきらめないでよかった/ほか
3起こり得るを養う
リスクと回避力/破れたジーンズ/起こり得るを知る/自由とフリー/通過点/ほか
フロク 和田行男語録
婆さん/響き合わせ/挑み/生活歴マニア/社会の到達点/ほか
著者 | 和田行男=著 | 判型 | 四六 |
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ISBN | 978-4-8058-3361-2 | 頁数 | 234頁 |
発行日 | 2010年10月20日 | 価格 | 1,760円(税込) |