まなざしかいご 認知症の母と 言葉をこえて 向かいあうとき
母はそこに存在するだけで、喜びや幸せを与え、私を支えてくれる--。
口から食べることも、言葉を発することもなくなった母。その母と向き合うことで、学び、癒され、支えられてきた日々を、幻想的な写真と切なくて優しい詩でつづった詩文集。
目の前の人が愛おしくなる1冊。
もくじ
まなざし
静かな長い夜
まだまだ
母に会うときは
母からの手紙
臭い
ただ月のように
ラムネ
バス停のイス
木蓮の白
笑う
数を数える
ぺらぺら脳
薬
四つ葉の幸せ
そよ風のような幸せ
手をつないで見上げた空
紙おむつ
こんな所
捨てる
この手の長さ
私の中の母
一本の木のように
噛む
微笑み
祈る
皺
命に寄り添う
夕日を見ると
著者 | 藤川幸之助 | 判型 | B5変 |
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ISBN | 978-4-8058-3346-9 | 頁数 | 170頁 |
発行日 | 2010年8月10日 | 価格 | 1,760円(税込) |
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