基礎から学ぶ介護シリーズ 今日から実践 認知症の人とのコミュニケーション 感情と行動を理解するためのアプローチ
介護現場において、コミュニケーションはケアの基本である。本書では、認知症の利用者に主眼を置き、コミュニケーション障害を克服し、いかにその人を知り、ケアに活かせばよいのかを提案する。生活史の把握方法、状態に応じた対応技術など、すぐに活かせる技術が満載。
基礎から学ぶ介護シリーズ
今日から実践 認知症の人とのコミュニケーション
感情と行動を理解するためのアプローチ
目次
◆ コミュニケーションの基本
言葉によるコミュニケーション/コミュニケーションの4つのポイント/脳の働きとコミュニケーション(意味野の働き)/意味野は人それぞれ/意味野に応じたコミュニケーション/記憶とコミュニケーション/記憶の3分類/目と耳と手の大切さ/言葉以外のコミュニケーション
◆ コミュニケーションの20の法則
距離感を意識する/声の出し方と滑舌/カクテルパーティ現象/環境を整える/あいさつに始まりあいさつに終わる/うなずき・相槌・繰り返し/引き出すよりもついていく/話のテーマを維持する/沈黙は金なり/気持ちを確かめる/妄想の世界を受け入れる/ネガティブな発言に慌てない/言葉の4要素を見極める/言葉の長さと複雑さを意識する/聴覚的理解と視覚的理解を使い分ける/発話と書字を使い分ける/漢字と仮名を使い分ける/クローズド・クェスチョンとオープン・クェスチョン/再生と再認を使い分ける/あれこれそれを使わない
◆ 状態に応じたコミュニケーションのポイント
原因疾患別のコミュニケーション/BPSDに応じたコミュニケーション/障害に応じたコミュニケーション
◆ 生活史を導き出すコミュニケーション
生活史を引き出す技術/生活史を形にするツール(メモリーブックの作成)/「今の生活」を載せる(メモリーブックの活用)/未来を生きるためのかかわり
著者 | 飯干紀代子=著 | 判型 | B5 |
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ISBN | 978-4-8058-3305-6 | 頁数 | 154頁 |
発行日 | 2011年9月10日 | 価格 | 1,980円(税込) |
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