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前作を出した後、多くの読者から「主体性を育てるには、どういう保育をしたらいいの? 具体的に教えてほしい」という質問が寄せられました。本書はそうした現場の声にまっすぐに応えるためにつくられた一冊です。
本書の最大の特徴は、保育者のみなさんが日々の保育の中で感じている「肌感覚(実践知)」と、発達論や哲学といった「専門知」が豊かに語り合わされている点です。保育現場のリアルな姿を「やじろべえ(人間の揺れ)」や「育児・保育・教育で大事にしたいこと」といった視点からひもとき、子どもたちの主体性がどのように湧き出ているのかを丁寧に描いています。
「こうすればこうなる」といった簡単なマニュアルやハウツーではありませんが、保育者の方々が持ち寄ったエピソードや動画を通じて、子どもと向き合う際の新しい眼差しや、日々の実践への確かな自信を得ていただけるはずです。「子どもたちの主体性を大切にしたい」と願うすべての保育者、教育者のみなさんに読んでいただきたいと願っています。