認知症とともに、自分らしく生きる
認知症と診断されたとき、未来に希望を見いだすことは難しいかもしれません。しかし、多くの人が認知症と向き合いながら、いきいきと自分らしい人生を送っています。
この特集では、認知症の当事者だからこそ語れる、日々の葛藤や喜び、そして前向きに生きるためのヒントを記した書籍を紹介します。
日本における認知症研究の第一人者である長谷川和夫先生が、自らも認知症と診断されて綴った言葉は、私たちに深い気づきを与えてくれます。
また、認知症の方とのコミュニケーションを助ける「声かけ」のヒント集や、困りごとを解決するための実践的な本もあわせてご紹介します。
ご本人も、ご家族も、そして介護に携わる方も。誰もが「その人らしさ」を大切にしながら、より良い毎日を送るためのヒントが、きっと見つかります。