わが国では、社会福祉年鑑や社会福祉学の講座、シリーズ本などが出版されてきました。
また、社会福祉関連の各種事典・辞典も発行されています。 しかし、百科全書に相当する大型の事典はほとんどなく、
社会福祉に関する国内外の知識・情報を網羅的にまとめて読むことができませんでした。
2007年発行の初版は、日本の社会福祉をめぐる理論から、実践に至るあらゆる領域・分野を的確に把握することを目指し、
当時の英知を結集して編集・発行したものです。
2007年に刊行された「エンサイクロペディア社会福祉学」待望の続編!

「エンサイクロペディア社会福祉学」とは
社会福祉学の到達点をまとめた新たな一冊!
初版発行から17年が経過した今、社会福祉および社会福祉学を取り巻く環境は大きく変化しています。
それは単に制度や政策の変遷に留まらず、現代社会の構造転換、さらには研究領域の拡大と細分化にまで及ぶものと考えられます。
そこで今般、上記の現状を踏まえつつ、近年の動向や最新の研究成果、今議論しておくべき課題や今後の方向性を明らかにして、
現時点における社会福祉学研究の到達点をまとめました。
それは単に制度や政策の変遷に留まらず、現代社会の構造転換、さらには研究領域の拡大と細分化にまで及ぶものと考えられます。
そこで今般、上記の現状を踏まえつつ、近年の動向や最新の研究成果、今議論しておくべき課題や今後の方向性を明らかにして、
現時点における社会福祉学研究の到達点をまとめました。
第2編の編集にあたり
今回の第2編の編集にあたっては、初版をベースに加筆・修正を施す改訂作業は行っておりません。
初版を発行して以降、およそ20年間の社会福祉の動向を踏まえた最新の研究成果、
今議論しておくべき課題や今後の方向性を明らかにして、現時点における社会福祉学の到達点を示しています。
初版を発行して以降、およそ20年間の社会福祉の動向を踏まえた最新の研究成果、
今議論しておくべき課題や今後の方向性を明らかにして、現時点における社会福祉学の到達点を示しています。
研究者から初学者まで
エンサイクロペディア(=百科事典)という性格上、研究者から初学者までが読める内容となっております。
たとえば、福祉系大学等の教員や研究者にとっては、研究を進める際の根拠、出典、バックボーンとして本事典を活用できます。
また、院生や学部生にとっては、「この点は少し掘り下げて考える必要がある」「ここは自分の研究テーマとして成立し得る」
という示唆を与える役割をもっています。
たとえば、福祉系大学等の教員や研究者にとっては、研究を進める際の根拠、出典、バックボーンとして本事典を活用できます。
また、院生や学部生にとっては、「この点は少し掘り下げて考える必要がある」「ここは自分の研究テーマとして成立し得る」
という示唆を与える役割をもっています。
編集者からのメッセージ
アメリカには、全米ソーシャルワーカー協会が編集した“Encyclopedia of Social Work”があります。
この百科全書にはアメリカにおけるソーシャルワークの基本的情報が網羅的に記載されており、
改訂のたびに新しい文献等が追記され、学習・実務・研究に有効に活用されています。
2007年に発行された初版は、そもそもこのアメリカにおける百科全書を目指して編集したものであり、
その続編にあたる第2編も、福祉を取り巻く大きな情勢変動に合わせて発行に至りました。
できることなら、この第2編が初版同様に社会福祉界に受け入れられ、かつ将来に向けて、
一定の期間を置きつつ、初版以来の趣旨をそのまま継承する続編が編纂できたらと考えています。
この百科全書にはアメリカにおけるソーシャルワークの基本的情報が網羅的に記載されており、
改訂のたびに新しい文献等が追記され、学習・実務・研究に有効に活用されています。
2007年に発行された初版は、そもそもこのアメリカにおける百科全書を目指して編集したものであり、
その続編にあたる第2編も、福祉を取り巻く大きな情勢変動に合わせて発行に至りました。
できることなら、この第2編が初版同様に社会福祉界に受け入れられ、かつ将来に向けて、
一定の期間を置きつつ、初版以来の趣旨をそのまま継承する続編が編纂できたらと考えています。
編集体制 (以下、敬称略・五十音順)
・編集代表/古川孝順
・編集幹事/今井小の実、岩崎晋也、金子光一、空閑浩人、柴田謙治、湯澤直美
・編集委員/圷 洋一、朝倉美江、浅野貴博、荻野剛史、金子 充、木下武徳、木原活信、小松理佐子、坂田周一、志村健一、田中智子、永田 祐、野口友紀子、蜂谷俊隆、原田正樹、和気純子
・編集幹事/今井小の実、岩崎晋也、金子光一、空閑浩人、柴田謙治、湯澤直美
・編集委員/圷 洋一、朝倉美江、浅野貴博、荻野剛史、金子 充、木下武徳、木原活信、小松理佐子、坂田周一、志村健一、田中智子、永田 祐、野口友紀子、蜂谷俊隆、原田正樹、和気純子
主要目次
Ⅰ 社会福祉学の思考軸
Ⅱ 社会福祉の基盤
Ⅲ 社会福祉の歴史
Ⅳ 社会福祉の思想と理論
Ⅴ 社会福祉の構成
Ⅵ 社会福祉の運営
Ⅶ 社会福祉の実践方法
Ⅷ 社会福祉の実践分野
Ⅸ 社会福祉の国際的展開
Ⅱ 社会福祉の基盤
Ⅲ 社会福祉の歴史
Ⅳ 社会福祉の思想と理論
Ⅴ 社会福祉の構成
Ⅵ 社会福祉の運営
Ⅶ 社会福祉の実践方法
Ⅷ 社会福祉の実践分野
Ⅸ 社会福祉の国際的展開