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資格取得から専門職としてのキャリアアップまで
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学術的根拠に基づく『介護の専門性』の再定義
本書は、これまで経験に頼りがちだった介護福祉の専門性を、論理的かつ実証的に体系化した一冊です。「介護の思考過程は他の専門職とどう異なるのか」という問いに対し、質的・量的な混合研究法(Mixed Methods Research)を用いて明確な解を提示しています。
暗黙知の言語化と客観的フレームワークの提供
最大の貢献は、訪問介護員が無意識に行っている現場の「気づき」を言語化し、客観的なフレームワークとして整理した点にあります。客観的なデータに基づく「科学的思考」と、利用者の物語を重視する「ナラティブ的思考」がどのように統合され、質の高いケアに結びつくのかを、統計データと構造方程式モデリングによって可視化しました。
実践と教育をつなぐ具体的な道標
理論の構築にとどまらず、最終章では「8つの学習」を通じた具体的な能力開発プログラムを提案しています。また、各章に設けられたコラムでは、制度の歴史的背景や専門能力の構造を論理的に補完しています。現場の暗黙知を共有可能な「実践知」へと昇華させるための指導書として、広くご活用いただけるはずです。