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認知症の私が、今を楽しく生きる理由(わけ)

1,500円
1,650円
認知症と診断され12年経った著者が、進行を自覚しつつも今も仕事と啓発活動に取り組める理由と工夫を伝える。日々を楽しく過ごしたり、進行の不安を軽減するヒントのほか、ピアサポートの場面例も収載。当事者が読めば元気になる、家族や支援者は目から鱗の視点が満載の1冊。
はじめに
Part1 当事者自身が諦めないでほしい7つのこと
1今までの生活を続ける/2症状を受け入れて工夫する/3自分で考えて決める/4努力する/5たくさんの人、仲間と助け合う/6一歩を踏み出す勇気/7楽しむこと
Part2 認知症の不便を補う工夫
Part3 当事者の家族や専門職の人に伝えたいこと
先回りしないでください/心配と優しさの方向を、間違えないでください/当事者の力を信じてください/当事者が前向きになると家族も楽になります ほか
Part4  ピアサポートの力
おわりに
書籍情報
著 者
丹野智文=著
商品コード
82430273
品番1
0273
品番2
A273
ISBN
978-4-8243-0273-1
判 型
四六
体 裁
並製
頁 数
232
発行日
2025年06月20日
在庫

商品詳細

編集者からのメッセージ

本書の「はじめに」から、一節を引用します。
―――――
これまで認知症当事者として、800人を超える当事者と出会い、ゆっくりと話を聞いてきました。
その多くはピアサポートの場でした。(中略)
家族や支援者から「この人まったく話せないんですけど」と紹介された方もたくさんいました。そして、家族や支援者の言うとおりにまったく話せなかった人は、誰1人いませんでした。そして、互いに自分の話をした後に、見違えるように元気に、前向きになって帰っていく姿をいつも見てきました。
―――――
この文章は、昨年、編集者が数年ぶりにお会いした丹野さんから実際に聞いたお話とほとんど同じです。これらの言葉が、本書の生まれるきっかけでした。
丹野さんのこの話をきいて、「認知症の診断を受け、不安や絶望のなかにある当事者の方が、丹野さんのピアサポートを通じて少しずつ前を向いて歩きだす風景」が私のなかに見えました。
診断当初の絶望を超え、今を元気に過ごしている「丹野さんの存在そのもの」を目の当たりにして、他の当事者の方が勇気づけられるのだと思いました。

「ピアサポートのなかで、丹野さんは当事者の方にどんなことを語っているのですか?」
「丹野さんが語ることを本にして、当事者の読者に疑似ピアサポートを届けられないでしょうか?」
そんな無茶な相談を、丹野さんは嫌な顔一つせず前向きに受けとめ、そして文章を書いてくれました。
そんなわけで、本書はまず「認知症の当事者の方に読んでいただくための本」です。
そして、その周囲にいらっしゃる家族や支援者のために役立つこともまとめました。
広く手に取って知っていただきたい、考えていただきたいことが満載の1冊です。

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