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現場で活躍されるケアマネさんにお話を聞くなかで、「ケアマネ本来の業務以外の雑務や緊急対応が多くて困る」「金銭管理や書類の整理など、どこまで自分でやってよいのかがわからない」といった声が多数ありました。いわゆるグレーゾーン業務への対応に悩むケアマネさんの不安や疑問を少しでも解消したいと思い、本書を企画しました。
現在、国レベルでも、「ケアマネの業務範囲」はトピックとなっており、厚生労働省「ケアマネジメントに係る諸課題に関する検討会」の中間整理では、居宅介護支援事業所におけるケアマネの業務を、①法定業務、②保険外サービスとして対応しうる業務、③他機関につなぐべき業務、④対応困難な業務に分類しています。
本書では、介護問題に強い弁護士が「法律」という判断軸をもとに、業務範囲について、考え方や判断のポイントを解説しています。相談援助における答えは、必ずしも一つではないということは前提でありつつも、読者の方々の判断のヒントになればと思い、あえて「正解」を示しています。36の事例とともに、日々の実践における迷いに寄り添う内容となっていますので、お手にとっていただけますと幸いです。