Wikipedia は使っていいの?
看護師をしていると「正しい」情報が欲しいときが頻繁にあります。例えば,学生ならば実習記録や卒論を書くとき,教員は教える内容のウラをとるとき,院生や研究者ならテーマを決めたり先行研究を調べるとき,臨床看護師なら患者の質問に答えるとき,院内の勉強会で発表するとき。そんなとき,身近な書籍だけでなくネットから探すことができますが,本当に欲しい情報をどうやって見つけたらいいのか,見つけた情報が信頼に足るものなのかは自分で判断しなければなりません。
本書では,医中誌WebやPubMedの画面を追いながら具体的に検索の方法を学べます。ケース別の解説では,こんな時に役に立つウェブサイトやデータベースも紹介しています。そして,入手した情報が患者に話したり,レポートなどに使ったりするのにふさわしいものなのか,情報の評価についても頁を割いています。たとえば,Wikipedia は多くの人が参考にしていますが,本当に使ってもいいのか,信頼にできるのか,本書では理由も含めて述べています。看護学生のテキストから研究者のガイドブックとして,ぜひご活用ください。(坂)
Wikipedia は使っていいの?
看護師をしていると「正しい」情報が欲しいときが頻繁にあります。例えば,学生ならば実習記録や卒論を書くとき,教員は教える内容のウラをとるとき,院生や研究者ならテーマを決めたり先行研究を調べるとき,臨床看護師なら患者の質問に答えるとき,院内の勉強会で発表するとき。そんなとき,身近な書籍だけでなくネットから探すことができますが,本当に欲しい情報をどうやって見つけたらいいのか,見つけた情報が信頼に足るものなのかは自分で判断しなければなりません。
本書では,医中誌WebやPubMedの画面を追いながら具体的に検索の方法を学べます。ケース別の解説では,こんな時に役に立つウェブサイトやデータベースも紹介しています。そして,入手した情報が患者に話したり,レポートなどに使ったりするのにふさわしいものなのか,情報の評価についても頁を割いています。たとえば,Wikipedia は多くの人が参考にしていますが,本当に使ってもいいのか,信頼にできるのか,本書では理由も含めて述べています。看護学生のテキストから研究者のガイドブックとして,ぜひご活用ください。(坂)