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保育士のためのおすすめ書籍

保育士のためのおすすめ図書 新しい保育所保育指針を理解し、実践にいかすために

2017年は、「幼稚園教育要領」「保育所保育指針」「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」のいわゆる3法令が改定された大きな節目の年となりました。保育を取り巻く環境や社会情勢、保育士に求められる役割の変化等に対応した「保育所保育指針」は約10年ぶりの改定で、2018年(平成30年)4月に施行されます。
指針の内容をわかりやすく紹介した新刊をご紹介します。


保育所保育指針の改定の方向性 ①乳児、1歳以上3歳未満児の保育に関する記載の充実
②保育所保育における幼児教育の積極的な位置づけ
③子どもの育ちをめぐる環境の変化を踏まえた健康及び安全の記載の見直し
④保護者・家庭 及び地域と連携した子育て支援の必要性
⑤職員の資質・専門性の向上
(出典:『保育所保育指針の改定に関する中間とりまとめ』の情報を基に作成(平成29年2月現在)より)


書籍紹介

『マンガでわかる! 保育所保育指針 -2017年告示対応版』
2018年1月刊行 浅井拓久也(埼玉東萌短期大学専任講師)=著
taeco(イラストレーター、マンガ家)=マンガ

指針の超基本をわかりやすくまとめました! 指針をまだ読んだことがない方、これから読む方におすすめ! マンガを読むだけでも指針のポイントが理解できます!

平成29年3月に改定された保育所保育指針のポイントを、マンガとイラストでわかりやすく紹介。指針の内容にそったショートストーリーと解説で構成され、指針とあわせて読むことで学びが深まる。保育学生や保育士にとって、指針の理解に向けた第一歩として最適な一冊である。



<目次>
第1章 総則
第2章 保育の内容
第3章 健康及び安全
第4章 子育て支援
第5章 職員の資質向上

現場に活かす 保育所保育指針実践ガイドブック
2018年3月刊行 社会福祉法人日本保育協会=監修

「指針原文を読む」→「解説でさらに理解」→「実践する際の工夫」の3段階構成 保育指針をより深くするための一冊

平成29年告示(同30年4月施行)の保育所保育指針を保育現場で活かすためのガイドブック。指針が目指す保育のあり方をイメージ図で理解し、現場で活用するためのヒントをわかりやすく解説する。幼保連携型認定こども園教育・保育要領改訂のポイントも巻末に収載。



<目次>
序文 「保育所保育指針」改正のポイント(馬場耕一郎)
第1章 総則(大方美香)
第2章 保育の内容(髙木早智子、竹内勝哉)
第3章 健康及び安全(和田紀之、堤ちはる、松井剛太、千葉武夫)
第4章 子育て支援(橋本真紀)
第5章 職員の資質向上(清水益治、石川昭義)
補章 「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」改正のポイント(砂上史子)


3法令から読み解く乳幼児の教育・保育の未来 
現場で活かすヒント
2018年4月刊行 無藤 隆、汐見稔幸、大豆生田啓友=編著

要領、指針の改訂(定)を受けて、3法令同時改訂(定)の意味とは、「10の姿」とは、乳児保育の充実とは、スムーズな幼小接続とは。教育・保育を牽引する研究者と先駆的に園の運営・保育を担う実践者とのやりとりから、今後の教育・保育のあり方が具体的にみえてくる。

<目次>
プロローグ 幼児教育のこれから/乳児保育のこれから
Part1 日本の保育のこれまでとこれから-日本保育学会シンポジウムより
Part2 幼児教育のこれから
Part3 0、1、2歳児保育のこれから
Part4 保育の未来
エピローグ これからの保育者へ