成人看護学実習ハンドブック

看護学生向けに成人看護学実習を学び多いものにするガイドブック。事前に押さえておくべき知識、遭遇しそうな状況と解決策のヒント、多職種連携やプライバシーの保護など授業では経験できない事柄を疑似体験できる。一貫した実習計画を立てるために看護教員にも役立つ1冊。


目  次
第1部 実習前に知っておこう!成人看護学実習の基本
第1章 成人看護学実習で学んで欲しいこと
1.成人看護学実習のねらい
2.看護過程と看護診断の基本(基礎)を復習しておこう
3.成人看護の場を理解しよう

第2章 対象の特徴を理解しよう
1.成人期の特徴
2.成人の生活の特徴

第3章 急性期看護学実習で学んで欲しいこと
1.急性期看護学実習で何を学ぶ?
2.周手術期の看護
3.生命の危機的状況にある患者さんの看護

第4章 慢性期看護学実習で学んで欲しいこと
1.慢性期看護学実習で何を学ぶ?
2.がん看護
3.緩和ケアと終末期看護

第5章 成人期の患者さん・家族を支える人々と多職種連携
1.保健・医療・福祉チームによるアプローチ

第6章 成人看護学実習を安全に行うために
1.医療安全に関すること
2.感染予防に関すること
3.看護学実習における倫理的態度
4.実り多き臨地実習とするために

第2部 成人看護学実習を克服しよう! Q&A
実習前
Q1 事前にどのような学習が必要ですか?
Q2受けもち患者さんはどのように決めたらよいですか?
Q 3 実習グループのリーダー・サブリーダーはどのように決めたらよいですか?
Q 4 欠席、遅刻の連絡はどのようにしたらよいですか?
Q 5 実習前に何を準備したらよいですか?

実習中
Q 6 実習中の身だしなみはどのようにすればよいですか?
Q 7 通学途中、体調が悪くなったらどうしたらよいですか?
Q 8 実習時間中、体調が悪くなったらどうしたらよいですか?
Q 9 通学途中、事故などトラブルが発生したらどうしたらよいですか?
Q 10 病棟での朝の挨拶はどのように行えばよいですか?
Q 11 日々の行動計画の記録はどのように書けばよいですか?
Q 12 行動計画の発表では何を注意すればよいですか?
Q 13 患者さんとの接し方で気をつけることはなんですか?
Q 14 患者さんとどのように会話を進めたらよいですか?
Q 15 環境整備ではどのようなことに気をつければよいですか?
Q 16 援助を拒否している患者さんには、どのように対応したらよいですか?
Q 17 退院指導案はどのように作成したらよいですか?
Q 18 退院指導を行うときに気をつけることはなんですか?
Q 19 患者さんの家族にどのように対応すればよいですか?
Q 20 実習指導者との関係をどのように築けばよいですか?
Q 21 実習グループメンバーと上手くいくためには、どうしたらよいですか?
Q 22 実習中のストレス解消法や、よいセルフケアの方法はありますか?
Q 23 報告・連絡・相談(ホウ・レン・ソウ)を行う際に、大切なことは何ですか?
Q 24 実施したことを看護師にどのように報告したらよいですか?
Q 25 学生カンファレンスはどのように行えばよいですか?
Q 26 担当の看護師にどのように声をかけたらよいですか?
Q 27 行動計画の変更が必要になったとき、どうしたらよいですか?

実習後の振り返りと評価
Q 28 最終カンフアレンスでの振り返りはどのようにしたらよいですか?
Q 29 実習後の「自己評価」はどのようにしたらよいですか?
Q 30 評価面接に向けてどのような準備をしたらよいですか?

第3部 臨床指導者からのエール
1.臨床の実習指導者からのエール
2.臨床教員からのエール

書籍データ
著者上谷いつ子=編集 判型B5
ISBN978-4-8058-8930-5 頁数256頁
発行日2023年9月 1日 価格2,420円(税込)
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