看護にいかす 認知症の人とのコミュニケーション 現場で使える理論とアプローチ
臨床現場ですぐに実践できる認知症患者とのコミュニケーション方法を、イラストを多用し分かりやすく具体的に解説する。
基盤となるコミュニケーション理論や科学的根拠も示し、コミュニケーションを図る上で欠かせない看護師自身のストレスマネジメントについても学べる一冊。
目 次
第1章 認知症の人とコミュニケーションをとるための基礎知識
1 Speech Chainからみたコミュニケーション障害
2 言語・準言語・非言語
第2章 認知症の人のコミュニケーションの特徴
―低下している機能と保たれている機能を見極める
1 多くの認知症の人に共通する特徴
2 原因疾患別のコミュニケーションの特徴
第3章 認知症の人とのコミュニケーション10の原則
1 コミュニケーションの不具合そのものが看護の対象
2 まずは環境調整から
3 必ずあるコミュニケーションルート
4 生活史はかかわりのきっかけ
5 正面から目を見て3秒待つ、手を触れる
6 あれ、これ、それを使わない
7 文字を効果的に使う
第4章 場面別の心構えとおすすめの対応法
1 看護行為場面
・更衣
・整容
・入浴
ほか
2 行動・心理症状
・家に帰りたがる
・何度も同じことを尋ねる
・うつ状態
ほか
3 特定の障害がある場合
・難聴がある
・失語症がある
・構音障害がある
第5章 看護師自身のストレスマネジメント
―認知症の人とのよりよいコミュニケーションのために
1 看護師のストレスとバーンアウト
2 ストレスの対応法
著者 | 飯干紀代子=著 | 判型 | A5 |
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ISBN | 978-4-8058-5901-8 | 頁数 | 178頁 |
発行日 | 2019年6月10日 | 価格 | 2,420円(税込) |