新 周手術期看護ガイドブック 退院後の生活につなげる術前・術後ケア

周手術期に必要な知識や技術を術前指導から術後の管理まで一貫した流れの中で解説。
新人看護師が習得すべき技術や看護ケアの根拠を網羅し、現場の実用書として活用できる一冊。
最新のエビデンス、高齢者のケア、退院後の生活を見据えた看護を盛り込んだ改訂版。



目  次
第1章 医療環境の変化と周手術期看護
 ・少子高齢社会と病院機能の分化
 ・周手術期看護の特徴―チームアプローチと個人アプローチ
 ・周手術期看護の共通性と特異性
 ・手術療法の変遷と対象の拡大

第2章 看護の役割
 ・看護と法律―基本となる法的知識
 ・看護と安全
 ・看護と倫理

第3章 自己啓発と現場教育
 ・周手術期における看護の役割
 ・自己啓発と学習の進め方

第4章 患者の権利と意思決定支援
 ・患者理解
 ・インフォームド・コンセント
 ・意思決定支援の実際

第5章 周手術期看護に必要な知識と技術
 ・手術侵襲と生体反応
 ・手術創の回復過程と創傷管理
 ・炎症と感染
 ・手術後に起こりやすい合併症
 ・手術に伴う与薬と処置
 ・バイタルサインの観察
 ・治療・処置施行時の介助

第6章 手術前・手術後に行う看護ケア
 ・手術前の看護ケア
 ・手術直後の看護ケア―手術後24時間
 ・ベッド上安静から離床に向けた看護ケア
 ・セルフケアの支援
 ・転倒・転落予防
 ・せん妄予防ケア

第7章 セルフケア支援を行う退院指導
 ・患者自身のセルフケア能力が向上するための支援

第8章 機能・形態変化のある患者の看護ケア
 ・嚥下障害のある患者の看護ケア
 ・消化吸収障害のある患者の看護ケア
 ・腹腔内手術後の患者の看護ケア
 ・コミュニケーション障害がある患者の看護ケア

第9章 包括的な看護―在宅ケア推進
 ・包括的な医療提供システムの活用―医療と生活機能の維持のために
 ・在宅酸素療法
 ・在宅栄養療法(在宅中心静脈栄養法/在宅経管栄養法)
 ・在宅および外来での化学療法
 ・社会資源の活用

第10章 1日入院患者看護―低侵襲手術・外来手術
 ・レーザー円錐切除後の看護ケア
 ・経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI)の看護ケア

書籍データ
著者加藤恵里子=監修/宗廣妙子、片岡美樹、杉浦なおみ=編集/慶應義塾大学病院看護部=執筆 判型B5
ISBN978-4-8058-5864-6 頁数274頁
発行日2019年4月15日 価格2,970円(税込)
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