機能障害からみる看護過程〈3〉 運動/感覚・認知/性・生殖機能障害

各機能障害について、総論としてメカニズム、原因・症状、病態関連図、考えられる問題点、目標・成果、援助方法を明示。
各論として術後などの状況設定別に、「運動、感覚・認知、性・生殖機能障害」について看護の思考プロセス、病態関連図、看護計画を解説した。


目  次
第Ⅰ章 運動機能障害と看護
 1 中枢性運動機能障害
  A 中枢性運動機能が障害を受けたとき
  B 多発性脳梗塞による片麻痺によりセルフケア不足がある患者の看護
  C 被殻出血で血腫除去術を受け、片麻痺・高次脳機能障害がある患者の看護
  D パーキンソン病によりADL障害やコミュニケーション障害をきたした患者の看護
 2 末梢性運動機能障害
  A 末梢性運動機能が障害を受けたとき
  B 関節リウマチによる上肢機能障害のため手術を受けた患者の看護
  C 術後、自力体位変換を禁止されている患者の看護
  D 良肢位保持を必要とする術後患者の看護
  E 膝関節痛により人工関節の手術を受けた患者の看護

第Ⅱ章 感覚・認知機能障害と看護
 1 感覚機能障害
  A-1 視覚機能が障害を受けたとき
  A-2 聴覚機能が障害を受けたとき
  A-3 平衡機能が障害を受けたとき
  A-4 皮膚感覚・深部感覚の機能が障害を受けたとき
  A-5 味覚機能が障害を受けたとき
  A-6 嗅覚機能が障害を受けたとき
 2 認知機能障害
  A-1 行動(行為)機能が障害を受けたとき
  A-2 認知機能が障害を受けたとき
  A-3 注意機能が障害を受けたとき
  A-4 学習能力が障害を受けたとき
  A-5 言語機能が障害を受けたとき
  B アルツハイマー型認知症でコミュニケーションに障害がある患者の看護
  C 遷延性意識障害(植物状態)にある患者の看護

第Ⅲ章 性・生殖機能障害と看護
 1 性・生殖機能障害
  A 性・生殖機能が障害を受けたとき
  B 性の発達障害を有する人の看護
  C 子宮内膜症により日常生活に支障をきたしている人の看護
  D 不妊症により日常生活に支障をきたしている人の看護
  E 子宮摘出により性生活に支障をきたしている人の看護
  F 切迫流・早産で不安をもち、行動制限とセルフケア不足をきたしている妊婦の看護
  G 乳房摘出によるボディイメージに混乱をきたしている人の看護

書籍データ
著者今川詢子、長谷川真美=監修/高島尚美、牧野典子、佐々木栄子、宮岡久子、井出志賀子=編集/江川隆子=編集協力 判型AB
ISBN978-4-8058-5734-2 頁数394頁
発行日2019年1月20日 価格3,520円(税込)
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