床ずれケアナビ 全面改訂版 在宅・介護施設における褥瘡対策実践ガイド

在宅において褥瘡を予防し、治療するための考え方やノウハウを紹介。
終末期、認知症など、近年のトピックスと褥瘡との関わりについても解説した。
医師、看護師のほか、薬剤師、リハ職、管理栄養士、ケアマネジャー、介護職等の多職種が学べ、チームケアの実践にも役立つ一冊。




目  次
第Ⅰ章 在宅床ずれ発生の特徴と対応
 ・床ずれ(褥瘡)の定義と
  発症のメカニズム、好発部位
 ・在宅床ずれの特徴と対応・問題点
 ・在宅床ずれ治療の現状

第Ⅱ章 在宅床ずれ治療の特徴
 ・在宅での治療の流れ
 ・診断とアセスメント
 ・床ずれのアセスメントツール
  ―OHスケール
 ほか

第Ⅲ章 床ずれの局所療法
 ・軟膏を用いる治療法
 ・創傷被覆材を主とした治療法
 ・在宅・外来における
  デブリードメントの方法と実際
 ほか

第Ⅳ章 在宅における床ずれの看護・介護
 ・床ずれの予防・治療を考えたケアプラン
 ・訪問看護師の役割と活用
 ・在宅でのスキンケア
 ほか

第Ⅴ章 在宅のリハビリテーション
 ・移乗・移動・ポジショニングの考え方
 ・車いすの選び方とシーティング
 ・身体の緊張を取り安楽なポジショニング
 ほか

第Ⅵ章 床ずれと栄養改善
 ・床ずれの予防と
  治療に栄養改善が必要な理由
 ・在宅高齢者の栄養アセスメント
 ・在宅で行う口腔ケア
 ほか

第Ⅶ章 在宅における下肢の潰瘍治療とケア
 ・下腿潰瘍・足病の治療とケア
 ・静脈うっ滞性下腿潰瘍の治療
 ・低温熱傷の治療
 ほか

第Ⅷ章 在宅におけるコミュニケーション
 ・病院とその他の施設との
  コミュニケーション
 ・医師と他職種とのコミュニケーション
 ・医師同士のコミュニケーション
 ほか
第Ⅸ章 家族・ヘルパーへの教育
 ・家族への教育―どのように行うか
 ・ヘルパーへの教育―できることとできないこと
 ・認知症を伴う高齢者に薬をどう使うか
 ほか

第Ⅹ章 地域での成功事例
 ・劇的な成果を実感した、
  行政を巻き込んだ地域で取り組む床ずれ予防対策
 ・高岡地区での地域教育システム
 ・褥瘡外来で行っている床ずれの指導
 ほか

付録
 ・コレだけでわかる!「はじめての床ずれ」
 ・基本情報・経過シート
 ・在宅PEG基本データシートとその使い方
 ・在宅床ずれケア実施者が選んだお勧め商品

書籍データ
著者日本褥瘡学会・在宅ケア推進協会=編集 判型B5
ISBN978-4-8058-5575-1 頁数388頁
発行日2017年9月10日 価格2,640円(税込)
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