クリニカル作業療法シリーズ 高次脳機能障害領域の作業療法 プログラム立案のポイント

対象者の生活障害と脳機能の状態に合わせた介入方法を選択して、いかに根拠をもって対処するかを示す。
失認、失読・失書、失語、失行、遂行機能障害、半側空間無視など13の障害像に対して評価、利点・問題点、介入方略・目標・方針、プログラム、実施(問題解決)など解説。


目  次
第1部 総論―高次脳機能と作業療法
 1.脳の各部位とその機能(障害)
   ・高次脳機能(障害)とは
   ・脳の構造と機能
   ・登頂葉の機能とその障害
   ・後頭葉の機能とその障害
   ・側頭葉の機能とその障害
   ・前頭葉の機能とその障害
   ・左半球と右半球―その機能と障害
 2.作業療法における高次脳機能(障害)
   の考え方・とらえ方
   ・ICFを用いた考え方
   ・作業遂行概念図を用いた考え方
   ・脳の損傷部位と情報処理過程を用いた考え方
    ―神経心理学と認知心理学
   ・認知神経心理学的な考え方
   ・現症のとらえ方
    ―観察・面接・神経心理学的検査および
     画像所見の活用
 3.作業療法の展開(とらえ方の手順)
   ・作業療法の評価・介入のプロセス
   ・臨床症状からの推測
    (トップダウン的なとらえ方)
   ・脳画像からの推測
    (ボトムアップ的なとらえ方)
   ・神経心理学的検査
   ・統合(残存機能・失われてしまった機能と
    介入方略との関連)

第2部 各論―障害別の作業療法の展開
 1.意識障害
 2.注意障害
 3.情動障害
 4.記憶障害
 5.失認
 6.失読・失書
 7.失語
 8.失行
 9.遂行機能障害
 10.半側空間無視
 11.着衣障害
 12.右半球コミュニケーション障害
 13.社会的行動障害

書籍データ
著者鈴木孝治=編集 判型B5
ISBN978-4-8058-5323-8 頁数272頁
発行日2017年9月25日 価格3,960円(税込)
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